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太陽光発電の見積のやり方|容量・設置・架台・パワコン・足場まで

工種別 ·

お客様から「太陽光、だいたいいくら?」と聞かれることがあります。そのとき枚数だけ、あるいは「設置一式」だけで出すと、あとから必ずずれます。太陽光発電の新設は、見た目はパネルですが、金額を動かすのは容量(kW)・設置場所・架台の固定・パワコン・足場の組み合わせです。

環境省や太陽光発電協会(JPEA)が示す工事の中身も、屋根・地上への架台とパネル、屋内までの配線、分電盤や売電メーターとの接続、試運転・検査まで一続きです。NEDO/JPEAの設計・施工ガイドラインでも、建物設置と地上設置では基礎・接合・電気設備の考え方が分かれます。ネツケは、その切り分けをチャットで聞き取り、工事費は都道府県の労務単価×人日で計算します。AIが相場を想像して決めません。

このページでは、現場で先に確認することと、実機のスクショで「10kW・住宅屋根・スレート・パワコン含む・足場あり」の操作例を追います。金額の数字は操作例です。県や利益、材料単価で変わります。

枚数や箇所だけで出すと、何が起きるか

同じ「太陽光10kW」でも、中身はまったく別物になります。

抜けやすい条件 抜けたときに起きやすいこと
システム容量(kW) パネル枚数・PCS台数・工期の目安が合わず、相見積の土俵がずれる
設置場所(住宅屋根/非住宅/地上) 屋根金具と杭基礎が混ざり、安全・仮設・手間が見積と現場で食い違う
架台・固定(瓦/スレート/折板/陸屋根/杭/バラスト) 防水や基礎が別請求になり、「一式」のあとで揉める
パワコン(含む/既設流用/別見積) 機器代と据付が抜け、総額が比較不能になる
足場 仮設が別途扱いになり、客提出額と手元原価が合わない
分電盤・連系・試運転 電気工事と検査が抜け、完工前に追加見積が増える

ネツケが聞いている順番は、現場で聞くべき本線そのものです。画面を見ながらお客様に確認しても構いません。

工事の中身(現場で揃える骨格)

戸建て屋根でも、工場屋根でも、野立てでも、見積の骨はだいたい次です。

一般的な戸建ての工事そのものは短く終わることが多い一方、情報収集〜契約〜申請〜売電開始までは月単位で動く現場もあります。見積では「工事の範囲」と「申請・機器本体」を混同しないことが大事です。

現場で先に確認する7点

  1. 合計容量は何kWか(DC側)。PCS容量との過積載の話があるか
  2. 設置は住宅屋根か、工場・倉庫・店舗の屋根か、地上か、カーポートか
  3. 屋根材(瓦/スレート/金属・折板/陸屋根)または地上基礎(杭/バラスト)
  4. パワコンは今回含むか、既設流用か、別メーカー見積か
  5. 足場は今回含むか(平屋・地上で不要な場合もある)
  6. 分電盤改修・売電メーター・連系申請の持ち分
  7. 蓄電池やEV連携を同じ見積に混ぜるか、別工事にするか

お客様への確認例:「だいたい何キロワットで見ますか。屋根はスレートで合っていますか。パワコンは今回込みですか。足場はこちらで見ますか。」

操作例(この記事の数字)

パネル・PCS本体などは単価未入力のまま残ります。材料込みの「だいたい○○万円」とは一致しません。それは仕様どおりです。土台を出してから材料単価を足す流れにしてください。

1. 太陽光・蓄電池 → 太陽光を選ぶ

  1. https://netuke.com を開く
  2. ホームから「AIで見積を作る」
  3. 「別の工事」→「太陽光・蓄電池」→「太陽光」

パワコン単体や蓄電池は、同じ大分類の別入口です。システム一式の新設と混ぜない方が、見積がきれいです。会社名・角印がまだなら、先に会社を登録しておくと、見積書にすぐ載ります。

2. 太陽光発電新設を選び、容量を入れる

太陽光発電新設・パネル設置・増設・交換・撤去が並びます。今回は太陽光発電新設です。最初に聞かれるのはシステム容量です。住宅も産業も、まずkWで固めます。

太陽光発電新設のシステム容量を〜5kW・〜10kWなどから選ぶ実際のチャット画面
実際の画面です。例では「〜10kW」を選びます

画像をタップすると大きく表示されます

〜50kWや50kW超(目安100kW)も同じ流れです。箇所数だけに戻さないでください。容量が決まると、パネル枚数やPCS台数の骨格も後から揃いやすくなります。

3. 設置場所と架台・固定

次に設置場所です。住宅屋根/非住宅屋根(工場・倉庫等)/地上設置/その他(カーポート等)から選びます。続けて架台・固定です。屋根なら瓦・スレート・金属折板・陸屋根、地上なら杭やバラストです。

10kWのあと設置場所を住宅屋根・非住宅屋根・地上などから選ぶ実際の画面
実際の画面です。住宅も工場・地上も同じ流れで分岐します

画像をタップすると大きく表示されます

ここを飛ばすと、防水と基礎がごちゃごちゃになります。屋根材がまだ未定なら「未定」でも進めますが、見積提出前には確定した方が安全です。

4. パワコンと足場

パワーコンディショナーは「含む/既設流用/別見積/未定」です。足場は「あり/なし/未定」です。屋根工事では足場の抜けが一番痛いので、ここで一度決めてください。

設置・架台・パワコン・足場まで入れたあと税抜合計が出た実際のチャット画面
実際の画面です。明細名に10kW・住宅屋根・スレート・パワコン含む・足場ありが残ります

画像をタップすると大きく表示されます

条件が揃うと、上部の税抜合計が動き、明細は「太陽光発電新設(10kW・住宅屋根・…)」のように残ります。金額の仕組みは金額はどう出るのか|歩掛×県単もあわせてご覧ください。

5. 材料を追加する — パネルから試運転まで

「材料を追加」を押すと、容量と条件から材料の候補が出ます。パネル枚数、架台、防水または基礎、DCケーブル、接続箱、接地、パワコン(含む場合)、AC配線、分電盤・売電メーター接続、試運転、足場、養生などです。

太陽光パネル・パワコン・配線・分電盤・足場などの予測材料一覧の実際の画面
実際の画面です。本体SKUは単価未入力、施工骨格・養生には円が入ることがあります

画像をタップすると大きく表示されます

パネルやPCSの本体円は、メーカー見積を入れてください。想像単価で埋めません。いらない行は外したままで進んで構いません。

6. 利益と端数で、客に出す金額にする

エンジンの工事費は土台です。客提出額は、そのあとの利益%と端数で整えます。

材料確認のあと利益%をのせて端数を整える実際のチャット画面
実際の画面です。見積合計(利益のせ前)のあと、利益%と端数を選びます

画像をタップすると大きく表示されます

材料単価を入れ終わってから利益をのせると、客提出額の判断がしやすいです。値引きしたいときも、容量を偽って安く見せるのではなく、範囲・持ち分・利益%で調整します。くわしくは利益・値引き・諸経費へ。

7. 宛名を入れて見積書にする

端数まで決めたら、宛名を入れて見積書まで進めます。明細に容量・設置・架台・パワコン・足場が残るので、お客様との認識が揃いやすいです。

太陽光発電新設工事の見積書画面で合計と宛名・明細を確認する実際の画面
実際の画面です。工事名は太陽光発電新設工事。材料の単価未入力はタップで補えます

画像をタップすると大きく表示されます

備考へ短く書くと安心です。

ネツケの契約書は見積の写しです。見積に書いていないことは契約にも出ません。別途は見積側に先に書いてください。見積から入金までの流れは見積から入金までの最低限の流れも参考にしてください。

お客様への渡し方(そのまま使える)

「だいたい○万円くらい」だけで渡すと、比較の土俵がずれます。短くても次を書いてください。

よくある失敗

よくある質問

枚数や箇所だけで見積して大丈夫ですか?

大丈夫ではありません。容量・設置・架台・パワコン・足場まで揃えてください。ネツケはその順で聞きます。

住宅以外も出せますか?

出せます。非住宅屋根・地上・カーポート等も同じ入口です。まずkWで規模を揃えます。

パネルやパワコンの値段は自動ですか?

本体SKUは見積オンです。工事費は県の労務基準で出し、機器は材料屋・メーカー見積を入れてください。

系統連系の申請は入りますか?

接続・試運転の骨格は候補に出ます。申請代行費は現場ごとに含む/別途を確認し、備考か別行で書いてください。

蓄電池も同じ見積にできますか?

できます。システム新設のあと「工事を追加」で蓄電池新設を足すと、明細が分かれます。

まとめ

太陽光発電の新設は、枚数や箇所だけでは足りません。容量・設置・架台・パワコン・足場を揃えると、現場と見積が噛み合います。ネツケはその本線をチャットで聞き、工事費から材料・利益・見積書までつなげます。まずは10kW・住宅屋根の1件で触ってみてください。金額より、入れる順番が身につけば、工場屋根や地上も同じ流れで置き換えられます。

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