「ネツケはAI見積ソフトですか?」と聞かれることがあります。答えはいいえです。
ネツケの工事費は、AIが相場を想像して決める数字ではありません。都道府県が公表している歩掛と県単(単価)を基に、エンジンが計算します。あなたがやることは、チャットで工事を選び、画面の条件に答えるだけです。
この記事では、「金額はどう出るのか」を、実際のアプリ画面のスクショで分かりやすく説明します。
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結論:金額は「歩掛×県単」のエンジン計算
ネツケの本線は、次の式です。
工事費 ≒ 歩掛(手間・材料の目安) × 県単(都道府県の単価) × 入れた数量・条件
職人がExcelで単価を探したり、式を組んだりする必要はありません。ネツケ側に登録された工事と歩掛のつながり、都道府県の単価、画面で答えた条件を、エンジンがまとめます。
| 言葉 | 意味(かんたんに) | ネツケでの役割 |
|---|---|---|
| 歩掛 | 工事1単位あたりに必要な手間・材料の目安 | 「どれくらいの仕事量か」の土台 |
| 県単(単価) | 都道府県が公表している単価 | 「いくらで数えるか」の土台 |
| 条件(数量) | ㎡・延長・厚さ・深さなど現場の数字 | チャットであなたが入れる |
| エンジン | 歩掛・単価・条件を組み合わせる計算本体 | 円の数字を出す担当 |
| AI | 会話や候補の補助(任意) | 金額そのものは出さない |
なぜ「AIに金額を出させない」のか
AIは文章や候補の提案は得意でも、現場の工事費を根拠つきで確定する役には向きません。同じ「土間20㎡」でも、厚さやメッシュ筋、県、路盤の有無で中身が変わります。想像の相場で出すと、あとで現場と合わず信用を落とします。
ネツケは、その不安を減らすために役割を分けています。
- 画面の質問 … 抜けやすい条件を順番に揃える
- エンジン … 歩掛×県単で工事費を計算する
- あなた … 利益・勝負・値引きを決めて見積書にする
「この工事、いくらで出せばいい?」という入口のまま、計算の芯は積算の考え方に寄せています。
使い方の流れ(画面つき)
ここからは、実際の画面で「選ぶ → 条件 → 確認 → 金額」を追います。表計算を開く必要はありません。
1. チャットで工事を選ぶ
ネツケを開くと、チャット形式で「どの工事の見積もりを作りますか?」と始まります。いちばん近い大分類のタブを押してください。細かいコードや積算科目を覚える必要はありません。
次に、工事の種類を絞ります。ここで選んだ工事に応じて、あとで聞く条件(面積・延長・深さなど)が決まります。
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タブに無い工事は、工事名検索からも探せます。登録工事は多数あるので、「名前は分かるがタブが分からない」ときほど検索が向いています。
2. 条件を入れる(ここが数量の入力)
歩掛で金額を出すには、数量と条件が必要です。ネツケは、その抜けやすい項目を画面で順番に聞きます。例として、アスファルトの穴埋めでは深さや路盤などを先に揃えます。
土間コンクリートなら㎡・厚さ・メッシュ筋、電気工事なら箇所数や材料、など工事ごとに聞く内容が変わります。あなたは「現場で分かっていること」をタップで答えるだけで大丈夫です。
工種別のくわしい手順は、次の記事も参考になります。
3. 内容を確認してから金額へ
条件がそろうと、確認画面に進みます。ここで内容を見てから、エンジンが金額を出します。「なんとなくの相場」ではなく、そろえた条件の結果として数字が出ます。
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4. 工事費が出たら、見積書へ
チャットに工事が入ると、上部に税抜の合計などが見え、「見積書を作る」へ進めます。ここまでの数字が、歩掛×県単ベースの工事費の土台です。
表示される金額は、あなたの現場・都道府県・利益の乗せ方で変わります。相場表のコピーではありません。
なぜ条件を聞くのか(歩掛だから)
同じ工事名でも、条件が違えば金額は変わります。歩掛ベースだから当然です。
| 条件の例 | 変わると起きること |
|---|---|
| 面積・延長 | 数量が変わるので、工事費の土台が動く |
| 厚さ・深さ | 材料量や手間の取り方が変わる |
| 路盤・メッシュ・荷重 | 入れる材料と仕様が変わる |
| 都道府県 | 県単の当て方が変わる |
だからネツケは、「ざっくり工事名だけ」で円を決めません。画面で条件を揃えてからエンジンを回します。これが、使いやすいのに根拠を残すポイントです。
エンジンのあとにやる「客に出す整え」
エンジンの数字は土台です。お客様に出す前に、利益・端数・値引き・諸経費・法定福利・税抜/税込を整えます。ネツケでは、それも同じチャットの流れで選べます。
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利益・値引き・切り捨て・諸経費・法定福利・税のくわしい画面は、見積の整え方で説明しています。
ネツケが使いやすい理由(金額まわり)
- 単価表を自分で探さない … 県単・歩掛はエンジン側
- 式を自分で組まない … 条件に答えるだけ
- 抜けやすい条件を画面が聞く … 面積だけ見積を防ぐ
- AIに円を任しない … 根拠のある数字を本線にする
- 見積書・角印まで同じ流れ … 転記の手間が減る
「簡単」と「根拠」を両立させるために、計算の芯はエンジン、操作はチャット、という分け方にしています。他のソフトとの違いは、見積ソフト比較もご覧ください。
よくある質問
Q. ネツケの金額はAIが出していますか?
A. いいえ。AIに金額を出させません。歩掛と県単を基に、エンジンが計算します。
Q. 歩掛×県単とは何ですか?
A. 歩掛は手間・材料の目安、県単は都道府県の単価です。入れた条件と組み合わせて工事費を出します。
Q. 同じ工事名なのに金額が変わるのはなぜですか?
A. 面積・厚さ・深さ・路盤など条件が違えば、数量も計算も変わるからです。
Q. 画面の金額をそのまま客に出してよいですか?
A. 土台としては使えます。出す前に利益・値引き・端数・税を整えて、見積書にしてください。
Q. 表計算や積算ソフトより何が簡単ですか?
A. 単価探しと式組みが不要です。チャットで工事と条件を入れると、エンジンが計算まで進めます。
まとめ
ネツケの金額は、歩掛×県単をエンジンが計算した結果です。AIが相場を想像して円を決める仕組みではありません。
あなたがやることは、チャットで工事を選び、画面の条件に答えること。そろった条件に対してエンジンが工事費を出し、そのあと利益をのせて見積書にできます。「簡単に使える」のに、「根拠のある数字」で進められるのがネツケの使い勝手です。
