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エアコン新設・移設の見積のやり方|台数・畳用・本体込みまで

工種別 ·

お客様から「エアコン、取付いくら?」「引っ越しで移設したい」と聞かれたとき、一式やだいたいだけで返すと、あとから必ずずれます。現場で金額を動かすのは、台数でも面積でもなく、何台か・何畳用か・本体を見積に入れるか(量販で買う客先支給か)・そして新設なのか移設なのかです。

ネツケは、その切り分けをチャットで聞き取ります。工事費は都道府県の労務単価×人日で計算します。AIが相場を想像して決めません。このページでは、ルームエアコン新設の実機操作をスクショで追い、移設・交換・取付のみで何が違うかも整理します。金額の数字は操作例です。県や利益、本体の仕入単価で変わります。

「取付一式」だけで出すと、何が起きるか

同じ「エアコン1台」でも、中身はまったく別物になります。

抜けやすい条件 抜けたときに起きやすいこと
台数 リビングと寝室をまとめて一式にし、工期と材料が合わない
畳用(能力) 本体・架台・フロン・産廃の大きさがずれ、相見積の土俵が合わない
本体込み/客先支給 量販で買ったつもりが「込み」と比較され、総額が議論不能になる
新設か移設か 移設なのに新設の附帯だけで出し、フロン回収・再接続が追加請求になる
交換かどうか 既設の産廃・フロンが抜け、「取替なのに安い」と揉める
電源・穴あけ・高所 口頭だけの別途が増え、完工前に再見積が増える

ネツケが聞いている順番は、現場でお客様に確認すべき本線そのものです。画面を見ながら電話しても構いません。

新設と移設は、入口から分ける

エアコン工事は、ネツケでは「空調・換気・ダクト」→「エアコン」の中に並びます。

業務用(カセット・天井吊など)は「業務用空調」側です。馬力で能力を固めます。住宅の壁掛けルームエアコンとは入口を分けた方が、明細がきれいです。

現場で先に確認する7点

  1. 何台か(部屋ごとでも、まとめてでも、台で数える)
  2. 何畳用か(未定なら目安で仮置きし、提出前に確定)
  3. 本体は見積に入れるか。量販・ネットで客が買うか
  4. 新設/交換/移設/取外しのどれか
  5. 穴あけ・スリーブ・室外機置場は既存か、新規か
  6. 電源・専用回路・コンセント増設は誰の持ち分か
  7. フロン回収・産廃・高所作業は含むか別途か

お客様への確認例:「10畳用で1台、本体はこちら込みですか。量販で買って持ってくるなら取付だけにします。引っ越しの移設ですか、それとも新規ですか。」

操作例(この記事の数字)

ルームエアコン本体や冷媒・ドレン附帯は、メーカー・距離で単価が分かれるため、単価未入力のまま骨格だけ残ります。これは仕様どおりです。「だいたい○万円」の量販チラシとは一致しません。土台の工事費を出してから、仕入単価を足してください。

1. 空調・換気・ダクト → エアコンを選ぶ

  1. https://netuke.com を開く
  2. ホームから「AIで見積を作る」
  3. 「別の工事」→「空調・換気・ダクト」→「エアコン」
ネツケで大分類から空調・換気・ダクトを選ぶ実際のチャット画面
実際の画面です。電気や住宅設備ではなく、空調・換気・ダクトから入ります

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空調の中でエアコン・業務用空調・冷媒配管などを選ぶ実際の画面
実際の画面です。ルームエアコンは「エアコン」、業務用は「業務用空調」です

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会社名・角印がまだなら、先に会社を登録しておくと、見積書にすぐ載ります。

2. ルームエアコン新設を選び、台数を入れる

新設・交換・撤去・移設・取外し・取付・室外機架台が並びます。今回はルームエアコン新設です。最初に聞かれるのは台数です。エアコンは㎡ではなく台です。

エアコン工事一覧でルームエアコン新設・移設・交換などを選ぶ実際の画面
実際の画面です。移設や交換も同じ一覧にあります

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ルームエアコン新設の台数を1台・2台・3台から選ぶ実際のチャット画面
実際の画面です。例では「1台」を選びます

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複数台でも同じ流れです。部屋ごとに条件が違うときは、1台ずつ入れて「工事を追加」した方が、お客様への説明がしやすいです。

3. 畳用を入れる

次に畳用です。6/8/10/14/18畳用などから選びます。ここが決まると、本体・架台・フロン・産廃の大きさが揃います。

1台のあと何畳用かを6畳用から18畳用まで選ぶ実際の画面
実際の画面です。例では「10畳用」を選びます

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業務用は馬力で聞きます。ルームエアコンを㎡や「箇所」だけに戻さないでください。能力が先です。

4. 本体込みか、客先支給(取付のみ)か

量販やネットでお客様が本体を買う現場は多いです。ネツケはここではっきり聞きます。

本体込みか客先支給(取付のみ)かを選ぶ実際のチャット画面
実際の画面です。例では「本体込み」を選びます

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ここを曖昧にすると、「本体代込みのつもり」「取付だけのつもり」が最後まで食い違います。

5. 工事費が出る — 条件が明細名に残る

台数・畳用・本体の扱いが揃うと、上部の税抜合計が動き、明細は「ルームエアコン新設(1台・10畳用・本体込み)」のように残ります。

1台・10畳用・本体込みまで入れたあと税抜合計が出た実際のチャット画面
実際の画面です。例では税抜 ¥30,472(材料追加前の操作例)

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この金額は、歩掛×都道府県の労務単価から出た工事費です。AIの想像円ではありません。仕組みは金額はどう出るのか|歩掛×県単もあわせてご覧ください。

6. 材料を追加する — 本体・配管・養生

「材料を追加」を押すと、条件から材料の候補が出ます。本体込みの例では、次のような行です。

ルームエアコン本体・冷媒ドレン附帯・取付金具・養生の予測材料一覧の実際の画面
実際の画面です。本体と附帯は単価未入力、金具・養生には円が入ることがあります

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移設を選んだ場合は、附帯配管の代わりにフロン回収や冷媒再接続・真空引きの候補が出ます。交換では既設エアコン産廃も出やすいです。いらない行は外したままで進んで構いません。

7. 利益と端数で、客に出す金額にする

エンジンの工事費は土台です。客提出額は、そのあとの利益%と端数で整えます。

見積合計のあと利益%をのせて端数を整える実際のチャット画面
実際の画面です。見積合計(利益のせ前)のあと、いつもの%や端数を選びます

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本体単価を入れ終わってから利益をのせると、客提出額の判断がしやすいです。値引きしたいときも、畳用を偽って安く見せるのではなく、範囲・持ち分・利益%で調整します。くわしくは利益・値引き・諸経費へ。

8. 宛名を入れて見積書にする

端数まで決めたら、宛名を入れて見積書まで進めます。明細に台数・畳用・本体込みが残るので、お客様との認識が揃いやすいです。

ルームエアコン新設工事の見積画面で宛名・工事名・合計を確認する実際の画面
実際の画面です。工事名はルームエアコン新設工事。材料の単価未入力はタップで補えます

画像をタップすると大きく表示されます

備考へ短く書くと安心です。

ネツケの契約書は見積の写しです。見積に書いていないことは契約にも出ません。別途は見積側に先に書いてください。見積から入金までの流れは見積から入金までの最低限の流れも参考にしてください。

移設の見積で気をつけること

引っ越しの移設は、新設の「据付一式」とは別物です。ネツケでは一覧からエアコン移設を選びます(手順は新設と同じく、台数→畳用と進みます)。

項目 新設で出やすいもの 移設で出やすいもの
本体 本体込みなら本体行 既設本体を移す前提が多い
冷媒まわり 冷媒・ドレン附帯 フロン回収、冷媒再接続・真空引き
手間の目安 据付中心 取外し+再据付で手間が増えやすい
お客様への説明 新規設置の範囲 旧位置の復旧・新位置の穴あけの持ち分

「移設なのに新設と同じ金額」は、お客様も職人も後で困ります。入口の工事名を分けてください。

お客様への渡し方(そのまま使える)

「だいたい○万円くらい」だけで渡すと、比較の土俵がずれます。短くても次を書いてください。

よくある失敗

よくある質問

取付一式だけで見積して大丈夫ですか?

大丈夫ではありません。台数・畳用・本体込み/客先支給・新設か移設かまで揃えてください。ネツケはその順で聞きます。

移設と新設は同じ画面ですか?

入口は同じエアコンの一覧です。工事名は分けてください。移設はフロン回収や再接続の骨格が入ります。

本体の値段は自動ですか?

本体SKUは見積オンです。工事費は県の労務基準で出し、機器は材料屋・量販の仕入を入れてください。

量販で買ったエアコンの取付だけでも出せますか?

出せます。「客先支給(取付のみ)」を選びます。

フロン回収や産廃は入りますか?

移設・交換では候補に出ます。現場の持ち分に合わせて残すか外すか決め、備考にも書いてください。

まとめ

エアコンの見積は、「取付一式」では足りません。台数・畳用・本体の扱い・新設か移設かを揃えると、現場と見積が噛み合います。ネツケはその本線をチャットで聞き、工事費から材料・利益・見積書までつなげます。まずは1台・10畳用・本体込みの1件で触ってみてください。順番が身につけば、移設も交換も同じ感覚で置き換えられます。

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