見積では税抜29,564円だったのに、請求だけ見ると税込38,641円になっている——お客様から「金額が違う」と言われたとき、いちばん先に確認したいのはどちらが正しい最終金額かです。現場で面積が増えた、天候待ちが足された、といった変更があるなら、最初の見積書のまま請求している方が問題です。
ネツケでは、請求書の金額を別ソフトで打ち直す必要はありません。実績に合わせるときは清算見積で「数」を直し、請求は自動で清算ベースになります。最初の見積書は提出時のまま残るので、「最初に出した金額」と「実際の請求金額」を並べて説明できます。
先に結論:直す場所は請求書ではなく「清算」
ネツケの考え方は単純です。
- 変更なし … 見積書 → 請求書(金額は一致して当然)
- 変更あり … 見積書 → 清算見積書 → 請求書(見積と請求が違うのは正常。請求は清算と一致)
請求書だけ金額をいじるのではなく、最終の見積側(清算)を正してから請求するのが本線です。エクセルで見積ファイルと請求ファイルを別々に直すときより、取り違えが起きにくくなります。
金額ズレには2種類ある
| 状態 | 見積書 | 請求書 | 判断 |
|---|---|---|---|
| 清算なし・変更なし | 提出時の金額 | 同じ金額(税表示の違いは別) | 一致していてよい |
| 清算あり | 提出時の金額のまま | 清算後の金額 | 差があるのは正常 |
| 実績は変わったのに未清算のまま請求 | 古い数量 | 古い数量のまま | 直しが必要(先に清算) |
| 請求済みのあとで数量が変わった | — | 確定済み | 請求記録を消してから清算→再請求 |
税抜と税込の見え方の違い(例:税抜35,128円と税込38,641円)は、ズレではなく表示の違いです。ネツケの請求書プレビューではご請求金額を税込で大きく出し、明細の税抜合計も同じ画面で確認できます。
ホームから「見積履歴」へ
入口はホームです。宛名を入れて確定した案件は見積履歴にあります。売上管理は請求確定あとの追い、うちの会社は振込口座など書類の土台です。
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見積履歴では、案件ごとに見積/清算/請求/領収の状態が見えます。未請求のまま現場で数が変わった案件も、請求済の案件も、同じ一覧から開けます。
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パターン1. まだ請求していないとき(本線)
いちばんきれいな直し方です。請求ボタンを押す前に、清算を挟みます。
1. 案件を開き、「清算見積を作る」
履歴の行を開くと、見積書・契約・清算・請求が並びます。まだ清算がないときは、清算欄に清算見積を作るがあります。請求・その他の案内は「清算がないときは見積がベース」です。
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押すと、宛名・工事名・明細が引き継がれた清算見積が開きます。最初の見積書は消えません。くわしい操作は清算見積の作り方でも説明しています。
2. 変わった行の「数」を実績に直す
直す場所は、原則項目の「数」です。行をタップすると編集欄が開き、数×単価で行の合計と上の税抜合計が動きます。例では養生・仮囲いの数を直し、税抜合計が29,564円から35,128円に変わりました。
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項目名に「実績」などと書いておくと、お客様への説明もしやすくなります。保存すると、明細一覧にも反映されます。
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3. 履歴が「清算あり」になる
保存して履歴に戻ると、ステータスが清算ありになり、表示金額は清算後の税抜になります。ここが「請求してよい最終金額」の目印です。
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4. 請求は「清算ベース」と明示される
同じ案件を開くと、請求・その他の案内が請求・領収は清算見積がベースに変わります。請求書ボタンにも「(清算ベース)」と出ます。最初の見積のまま請求してしまう取り違えを、画面表示で防ぎます。
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見積書・清算見積書・請求書を並べて見る
お客様に説明するときは、次の3つを見比べると分かりやすいです。画面の金額はいずれも操作例です。
見積書(提出時のまま)
タイトルは「見積書」。合計は提出時の税抜です。例では29,564円のまま残っています。ここを消して作り直す必要はありません。
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清算見積書(最終の見積)
タイトルは「清算見積書」。実績に直した明細と合計です。例では税抜35,128円です。
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請求書(清算ベース)
請求書を開くと、明細は清算と同じ内容です。ご請求金額は税込で大きく出ます(例:38,641円)。税抜の小計は35,128円で、清算見積書と一致します。
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プレビューを見ただけでは請求済みになりません。この請求を確定を押したときだけ記録されます。手順の細部は請求書の出し方へ。
| 書類 | 役割 | 例(操作例・税抜) |
|---|---|---|
| 見積書 | 最初に出した約束 | ¥29,564 |
| 清算見積書 | 実績に直した最終見積 | ¥35,128 |
| 請求書 | 清算ベースのご請求 | 税抜¥35,128(税込表示あり) |
「見積と請求が違う」と言われたときは、見積書と請求書を比べるのではなく、清算見積書と請求書が一致しているかを先に見てください。
パターン2. すでに請求してしまったとき
請求を確定したあとは、その案件で清算見積を作れません。画面にも請求後は清算見積を作れませんと出ます。
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やり直しの順は次のとおりです。
- ホームの売上管理を開く
- 対象案件を開き、請求書の消すを押す(領収があれば請求と一緒に消えます)
- 案件が未請求に戻ったら、見積履歴で清算見積を作る
- 実績の「数」を直し、清算ベースで請求を確定し直す
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見積そのものは消えません。消えるのは売上側の請求・領収の記録です。運用の細部は売上管理のやり方へ。
お客様にすでに請求書を渡している場合は、消す前に訂正の連絡と新しい請求書の渡し直しが必要です。ネツケの操作はそのための土台を戻す手順です。
よくある失敗
最初の見積を編集して実績に合わせようとする
提出時の内容が分かりにくくなります。実績への直しは清算側で行ってください。履歴では「見積を編集」と「清算を編集」が分かれています。
請求書だけ別アプリで作り直す
転記ミスの温床です。ネツケなら清算→請求のまま数字がつながります。
税抜と税込を「ズレ」だと思う
請求書の大きな金額は税込、見積・清算の合計は税抜で出ることがあります。小計(税抜)が清算と一致していれば問題ありません。
プレビューだけ見て安心する
請求は「この請求を確定」までが発行です。見るだけでは売上に載りません。
請求してから清算しようとする
ロックされます。変更が見えているなら、請求の前に清算を挟んでください。
なぜネツケだと金額合わせが楽か
- 見積と請求が同じ案件 … ファイルを行き来しない
- 直す場所が「数」に寄っている … 合計は自動で動く
- 清算があると請求が自動で清算ベース … ボタン表示で取り違えを防ぐ
- 最初の見積が残る … お客様への説明材料になる
- 請求・清算・売上は無料 … 毎日の見積枠を消費しません(ネツケは無料で使える)
一人親方・小規模な外構・土木の現場では、「エクセルの見積を請求用にコピーして数字を手直しする」時間が、利益を削ります。ネツケはその時間を、現場の実績合わせに戻せます。
よくある質問
Q. 見積書と請求書の金額が違うのはおかしいですか?
A. 清算がある案件では、請求は清算ベースなので差があるのは正常です。おかしいのは、実績が変わったのに最初の見積のまま請求しているときです。
Q. 請求書の金額だけを手で直せますか?
A. ネツケでは請求の数字は見積(または清算)から引き継ぎます。実績に合わせるときは清算側を直してから請求してください。
Q. すでに請求してしまったあとで数量が変わったら?
A. 請求後は清算を作れません。売上管理で請求の記録を消し、未請求に戻してから清算→再請求してください。
Q. お客様への最終金額はどちらですか?
A. 清算がある案件では清算見積がベースです。請求・領収もそれに従います。
Q. 画面の金額は実在の案件ですか?
A. いいえ。操作の例です。
Q. 清算・請求は無料ですか?
A. はい。無料プランに含まれます。
まとめ
請求書と見積書の金額がズレたときは、請求書をいじる前に「清算が必要か/もう請求済みか」を切り分けてください。変更があるなら清算で「数」を直し、請求は清算ベースで確定します。すでに請求済みなら、売上の請求記録を消してから同じ順でやり直します。
ネツケなら、見積・清算・請求が同じ案件のままつながります。まずは1件、履歴を開いて清算と請求の表示を確認してみてください。
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