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県単と実勢価格の違い|見積にどう効くか

見積のコツ ·

見積の話でよく出るのが、「県単でいくのか、実勢でいくのか」です。名前は似ていても、使いどころが違います。混ざると、根拠のない数字になったり、客への出し方がぶれたりします。

この記事では、県単と実勢価格の違いと、見積にどう効くかを整理します。あわせて、ネツケでは工事費をどう扱うかを、実際の画面スクショで説明します。

ネツケのホーム画面。この工事いくらで出せばいいかから見積を始める
入口は「この工事、いくらで出せばいい?」です。ここから条件を入れて金額へ進みます

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結論:県単は「土台の単価」、実勢は「いま動いている価格」

短く言うと、次のとおりです。

言葉 なにか 見積での使いどころ
県単 都道府県が公表する単価 歩掛と組み合わせて工事費の土台にする
実勢価格 いま現場・商社・市場で実際に動く価格 仕入の確認、勝負・値引きの判断に使う
歩掛 工事1単位あたりの手間・材料の目安 県単と掛けて数量ベースの工事費を出す

県単は「公式に並んでいる物差し」に近いです。実勢は「いまの取引の感触」に近いです。どちらが正しいかではなく、役割が違う、と押さえると迷いが減ります。

なぜ混ざると見積がぶれるのか

同じ「ブロック積み10m」でも、県単ベースの工事費と、近所の知り合いに聞いた「だいたいこのくらい」は別物です。実勢だけだと根拠が弱く、県単だけをそのまま客単価にすると高く見えすぎることもあります。

だからネツケは、まず工事費を歩掛×県単で出す。そのあと利益・端数・値引きを、同じ流れで整えます。

ネツケでは都道府県(県単の当て先)を会社設定に置く

県単は都道府県ごとに違います。ネツケでは、「うちの会社」の設定に都道府県を入れます。ここが、エンジンが単価を当てるときの前提になります。

ネツケのうちの会社画面。希望利益%と都道府県(東京都)の設定
都道府県を入れると、その県の単価の考え方に寄せて計算できます。希望利益%もここで持てます

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県を変えると、同じ工事・同じ数量でも金額が動くことがあります。不思議な値動きではなく、物差し(県単)が変わった結果です。

工事費はエンジン。AIに円を想像させない

ネツケの本線は次です。

工事費 ≒ 歩掛 × 県単 × 入れた数量・条件

チャットで工事を選び、延長・高さなどを入れると、エンジンが円を出します。「だいたい相場いくら?」とAIに想像させる仕組みではありません。金額の出し方の詳細は、金額はどう出るのか|歩掛×県単もご覧ください。

ネツケのチャット。利益をのせたあと見積書へ進む実際の画面
条件がそろうと工事費が出ます。利益%を選んでから、見積書の画面へ進めます

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見積書の「工事の金額」は材料を混ぜない

ネツケの見積本線は工事費です。材料の仕入実勢は、工事費と混ぜません。画面でも「工事の金額です(材料は含みません)」と出します。

ネツケの見積画面。工事項目が一式で並び、材料は含まない旨の案内
項目は工事費。材料の実勢は別の話として扱えるので、県単ベースの土台がぶれにくいです

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この分け方が、県単(土台)と実勢(仕入・勝負)を混同しにくくするポイントです。

見積にどう効くか(現場の感覚)

場面 県単の効き方 実勢の効き方
初回の概算 条件を入れて土台の工事費を出す まだ仕入が未確定でも、勝負の感覚は後から乗せられる
客への提出 根拠のある数字として説明しやすい 値引き・利益%で「出せる金額」に整える
材料が安いとき 工事費の物差しは変えない 仕入の安さは別枠。出し方は利益で調整
県が違う現場 都道府県設定で単価の当て先が変わる 地元の仕入感触は、その県の実勢として別管理

「県単=そのまま客単価」ではありません。ネツケでは、エンジンのあとにいつもの%・勝負・切り捨てで客に出す金額へつなぎます。

ネツケが使いやすい理由(県単まわり)

よくある質問

Q. 県単と実勢価格の違いは何ですか?

A. 県単は都道府県の公表単価、実勢はいま動いている価格です。土台と、仕入・勝負の判断を分けます。

Q. ネツケの金額は県単ですか、実勢ですか?

A. 工事費の本線は歩掛×県単です。客に出す前の利益・値引きは、そのあとに整えます。

Q. 県単が高いのに仕入が安いときは?

A. 工事費と材料を分けて考えます。仕入の安さは別枠で把握し、出し方は利益%や値引きで整えてください。

Q. 実勢だけで見積してもいいですか?

A. 急ぎの口頭概算なら現場感覚もあります。ただ、提出用の見積は土台(歩掛×県単)があると説明しやすく、あとで清算もしやすいです。

まとめ

県単は土台の物差し、実勢はいま動いている価格です。見積では、この二つを混ぜず、役割を分けるとぶれにくくなります。

ネツケは、都道府県を会社設定に置き、チャットで条件を入れると歩掛×県単の工事費をエンジンが出します。そのあと利益をのせて見積書へ進めます。「簡単に使える」のに、「根拠のある数字」で出せるのが、ネツケの使い勝手です。

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