元請けや仕入先から見積書をもらうことがあります。その紙やPDFに書いてある数字を、そのままお客様に出すと利益が残りません。
ネツケでは、もらった見積書を写真かPDFで取り込み、明細を確認したあと、利益をのせて自分の見積にします。
この記事では具体的な金額を決めつけません。のせる利益の数字は例です。うちの会社の希望利益は設定で変えられます(未設定なら15%です)。
この記事でわかること
- 他からの見積書を、自分の見積に変える流れ
- 見積書の撮り方・PDFの送り方
- 取込確認で見るポイント(工事と材料)
- 利益ののせ方(勝負/そのまま/いつもの利益/任意)
- お客様に出す前のチェック
全体の流れ
明細の中身は同じでも、お客様に出す金額は「利益をのせたあとの数字」になります。利益を飛ばすと、仕入と同じ金額のまま出すことになります。
なぜそのまま出すと利益が残らないか
もらった見積書は、仕入側の数字です。お客様向けに出すなら、手元に残る分をご自身で決める必要があります。
手で写すと、行が抜けたり、単位が潰れたりします。ネツケは書いてある数量・単位・単価を取り込み、あとで利益をのせます。
ステップ1:見積書を撮る/PDFを用意する
紙の見積書ならスマホで撮ります。PDFをもらっているなら、そのファイルで大丈夫です。
- 全体が入るように撮ってください(端の行が切れると抜けやすくなります)
- ピントを合わせてください。ボケると取りこぼします
- 「〃」「同上」がある行は、前の行と同じ単位として扱います
案件を開いたら、見積・資料を送るを押すか、入力欄左の+から写真・PDFを添付してください。
ステップ2:取込確認で明細を見る
取り込むと、明細が画面に並びます。ここで合っているかを確認してください。金額より先に、行の抜けと単位を見てください。
| ここで見る | 見ていないと起きること |
|---|---|
| 数量と単位 | 本・枚が一式に潰れると、あとで合わなくなります |
| 単価か合計か | 書いてある数字は単価です。合計は数量×単価です |
| 工事と材料 | あとで案件まとめて利益をのせられます |
| いらない行 | 取込確認で消せます。残すと金額に乗ります |
(画面の金額はデモ用です。あなたの現場の答えではありません。)
ステップ3:利益をのせる
「見積書を作る」に進むと、どれだけ利益をのせるかを伺います。画面のボタンと意味は次のとおりです。
| 画面のボタン | 向いているとき |
|---|---|
| −5% | 勝負にいきたいとき・仕事を取りたいとき |
| そのまま | 写した数字のまま見たいとき(このままお客様に出すと利益が残りません) |
| いつもの% | うちの会社の希望利益(未設定なら15%) |
| 任意 | その案件だけ利益を決めたいとき(下げも可) |
利益をのせたあとに端数切り捨てがあります。切り捨てまで済んでから、見積書で宛名を入れてください。
あとから直す場合は、チャットの「材料の利益を直す」「工事の利益を直す」からやり直せます。
ステップ4:自分の見積として出す
見積書に宛名を入れると、履歴に残ります。お客様に渡すのはここからです。
- 宛名はお客様です(仕入先の名前のまま出さないでください)
- 工事名は現場の名前で大丈夫です
- 並べ替え・切り捨て・値引きは「直す」から行えます
- 工事や材料を足すときはチャット側です
よくあるつまずき
写真が暗い・斜め — 文字が読めなくなります。真上から撮り直してください。
行が足りない — 取込確認で消したつもりが残っている/逆に抜けていることがあります。足りなければ手で足せます。
利益をのせ忘れる — 「そのまま」で進むと、仕入と同じ金額になります。お客様に出すなら、いつもの利益か任意を選んでください。
単位がおかしい — 本・枚を一式に潰さないでください。書いてある単位のまま残します。
よくある質問
Q. 他社の見積書をそのままお客様に出してよいですか?
A. 仕入の数字のままだと利益が残りません。取込のあと、利益をのせてから出してください。
Q. 写真とPDF、どちらがよいですか?
A. 文字がはっきり読める方です。PDFがあれば、PDFの方が安定しやすいです。
Q. 工事と材料で利益を分けられますか?
A. わかりやすさのため、案件の中ではまとめて同じ利益になります。あとから材料だけ直すこともできます。
Q. ネツケの金額はいつも正しいですか?
A. 取り込んだ内容と、のせた利益をもとに計算されます。条件や行が違えば、金額も変わります。
まとめ
他からの見積書は、写すだけでは足りません。取り込んで、確認して、利益をのせて、自分の宛名で出してください。
まずは手元の紙かPDFを1枚、ネツケに送ってみてください。
